野瀬くんは、普段レコード屋に勤務。音に囲まれ刺激を受ける生活の中で、友人からインディーズCDジャケやフライヤーの制作依頼を受けることが多々あるのだそう。最初はグループ展に参加するなど自分の作品を遊びのように作っていた。そんな興味から入学を決め、OPUS卒業後は、アナログ/デジタルの垣根なく表現研究を重ね、それを見た友人から制作依頼がくるようになったのだという。自分と相手の音のイメージを近づける話し合いを重ね、デザインを起こし、商品の量産もこなす。野瀬くんがいうには「すごく家内制手工業的」。そんな風に自分たちであらゆる工夫をしながらCDをリリースするのは、すごくおもしろそう。作り上げる、そのすべてのプロセスを楽しんでいることが、持ってきてくれた制作物の素材にあるモノたちからも伝わってきた。「最近は自分が好きなジャンル以外の制作依頼で新しいものに出会えることがおもしろい。来るもの拒まずにもっといろんな人や価値観に出会いたいんです。つくることはなんでも楽しいから。」という。音楽との関わりからクリエイティブの重要なところを吸収し、頼もしいクリエイターになりつつある野瀬くん。今後は自分の作品をポートフォリオとして、まとめてみたいのだとか。